3.11から15年。“つづけられる防災”へ
――がんばりすぎない、今日からの小さな一歩
2011年3月11日。日本中の景色が一変したあの日から、気づけば15年が経ちます。
大きな揺れ、人々の不安、テレビに映った信じがたい光景。それらは年月がどれほどたっても、私たちの心のどこかに静かに残り続けています。
けれど、同時に私たちは、日々の暮らしの中で笑い、季節の移ろいを楽しみ、お互いを思いやりながら前へ進んできました。
防災というと、不安や緊張とセットで語られるイメージがあります。しかし本来、防災は“恐れ”ではなく、“暮らしやすさ”の一部であり、誰もが無理なく続けられる“やさしい習慣”であるべきだと思います。
そこで、3.11からの15年で積み重ねてきた経験や学びをもとに、できることを、できる形で、がんばりすぎずに続ける防災をテーマにまとめました。気負わず、読んで「ちょっとやってみようかな」と思えるヒントばかりを選んでいます。
「完璧」より「つづく」が最強の防災
防災の入り口は、立派な非常袋でも、大きな耐震工事でもありません。むしろ、“今日の1分”でできることを積み重ねるほうが、結果的に実効性のある備えになります。
スマホの緊急速報と防災アプリの通知設定を確認する
家族の優先連絡先を“お気に入り登録”する
懐中電灯の電池を入れ替える
水の本数を数えてメモを冷蔵庫に貼る
枕元に靴・ライト・笛を移動する
「今日は1分」。それを合言葉にすると、気負わず進められます。1分の積み重ねは、数か月後にはあなたの家を確実に守る力になります。
賞味期限切れにならない“循環備蓄”という考え方
非常食を買い込んで満足し、気づけば賞味期限切れ……防災あるあるですよね。
そこでおすすめなのが、普段の食事に近いものを多めに買い、古いものから食べて補充する“ローリングストック”方式です。
レトルトごはん、常温保存できるパウチ食品、缶詰、乾麺など
食べ慣れた味が、いざというときの安心感になる
水は1人1日3リットルを目安に、月初など決めた日に入れ替える
特別な「非常食」を準備するより、普段の生活リズムの中で自然に備蓄量が保たれるのが魅力です。
家族会議は“10分だけ”でいい――会えない前提の連絡計画
災害時は、家族が全員同じ場所にいるとは限りません。
『会えない前提』で、次の4つだけを10分で話し合ってみてください。
1.集合場所の第1・第2候補
2.安否確認方法(伝言ダイヤル/SNS/メールなど優先順位)
3.役割分担(ペット係、避難先の確認係など)
4.お子様には「迷ったらここ」の地図を1枚バッグへ
完璧な計画である必要はありません。「話しておく」という事実が大切なのです。
家の安全は“落下防止”から始まる
大がかりな耐震補強を考える前に、まずは家具の転倒やガラスの飛散を防ぐだけで、安全性はぐっと上がります。
高い家具はL字金具で固定
扉や引き出しにストッパー
ガラスに飛散防止フィルム
枕元に靴・軍手・ライト・笛
特に夜の停電は危険が多いため、足元の安全確保は最優先です。
停電・断水でも“快適さ”を保つ工夫
すべてを完璧に準備するのは難しくても、小さな快適さを確保する工夫が心の余裕につながります。
カセットコンロ+ボンベ多め
ポリ袋調理で洗い物を最小化
ラップと紙皿で食器を汚さない
ボディシート、ドライシャンプーで衛生維持
モバイルバッテリーは2台、「金曜充電」で習慣化
また、トランプや塗り絵などのアナログの娯楽が、案外大きな救いになります。
ご近所力は“顔見知り”から育つ
大規模災害時、最初に助け合うのは遠くの誰かではなく、近所の人たちです。
挨拶を交わす
年に1度だけでも防災イベントや訓練に参加する
連絡先交換がなくても“顔と名字”が分かれば十分
“頼れる人を1人”。これがあるかないかで、安心感は大きく変わります。
家族の多様なニーズに合わせて備える
備蓄は“家族の数”だけでなく“家族それぞれの状態”に合わせて考えると、いざのとき快適さが違います。
乳幼児:ミルク、おむつ、お気に入りのタオル
高齢者:常用薬、お薬手帳、補聴器電池
持病がある方:主治医の連絡先、服薬スケジュール
ペット:フード、給水、ワクチン証明
さらに、「自分の取扱説明書」(苦手・体質など)を小さなメモにして入れておくと、避難所でのサポートがスムーズです。
職場の防災は“10分で整える”
通勤時や職場での備えも重要です。
足元にスニーカー
デスクに水と軽食
連絡網の確認
カイロ・防寒具・モバイルバッテリーの常備
職場の備えは「自分を守る」だけでなく、「周囲の人を支える力」にもなります。
アプリと紙の“二刀流”が強い
スマホは便利ですが、電池が切れたら頼れません。防災アプリ、自治体の防災メール登録
ハザードマップは紙でも用意
家族の写真を紙で持つ
ホーム画面に避難所情報のショートカットを配置
デジタル便利・アナログ安心の組み合わせがベストです。
見える化すると家族が巻き込まれる
防災を“隠す”と忘れます。“見える場所”に置くと家族全員が気づきます。
持出袋は玄関の棚に
水は廊下に箱のまま
冷蔵庫にチェックリスト
担当者を決めなくても、「気づいた人がやる」環境ができます。
災害時に役立つ“裏技10選”
1.懐中電灯+ペットボトルで即席ランタン
2. 耐熱ポリ袋で“袋ごはん”
3. アルミホイルで使い捨て皿
4. カイロは“首・お腹・腰”で効率的に温める
5. レジ袋はロープ・雨よけ・簡易バケツに変身
6. 段ボールは断熱材にもベッドにも
7. ラップは止血補助・保温・靴下代わりにもなる
8. 新聞紙は簡易トイレに大活躍
9. スマホは黒背景+機内モード小刻みで長持ち
10. ビニール袋に空気を入れて浮力補助に
家にあるものばかりなので、今日からすぐに試せます。
受け継ぐ記憶、育てる備え
3.11は悲しみだけでなく、「備えることは、誰かを思うこと」という大切な視点も残してくれました。
家族で非常食の“試食会”をしたり、職場で“防災ランチ会”を開いたり、地域で懐中電灯の明るさ比べをしてみたり。楽しみながら続ける工夫は、私たちの暮らしをしなやかで強くしてくれます。
コラム担当(岡田)のオススメ商品
-
カセットコンロやバーナー、ヒーター
アウトドアなどに幅広く使える
-
耐水・耐油性に優れたペーパーボウル
-
原紙に耐水加工を施した、
厚みと強度のある紙皿
-
個包装
楊枝入り
-
バージンパルプ100%
内面PEラミネート加工
-
賞味期限:製造日より5年6か月
5ケース以上でご注文
お届けに20日以上かかります
-
賞味期限:製造より5年
お届けに20日以上かかります
-
賞味期限:製造より5年10か月
アルファ食品商品、合わせて3ケースから
お届けに10日以上かかります
-
常温で6年以上保管
そのままお召し上がりいただけます
お届けに15日以上かかります
読み終えた今、1つだけでいいので行動してみませんか?
スマホの災害通知設定を開く
水の在庫メモを書く
枕元に靴とライトを置く
家族に「集合場所どこだっけ?」と声をかける
その1分が、未来のあなたと大切な人を確実に守ってくれます。
がんばりすぎない防災を、今日から一緒に始めていきましょう。

その他、レスキューフーズはこちら
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
次回も、ちょっと役立つ情報をお伝えしていきます。
